「もう何をやっても上手くいかない…」
「夫は私の努力を全然わかってくれない…」
「このまま離婚になってしまうの?」
こんな不安や悩みを抱えていませんか?
はじめに
今、夫から「離婚を考えてる」と言われています。
一瞬、頭が真っ白になりました。
でも、正直「やっぱり…」とも思いました。
長い間、うまくいかない自分を責め続けてきたから。
ADHDとわかってから、少しずつ自分の状態を理解するようになりました。
でも、それは周囲にはなかなか見えない”つらさ”でした。
同じように「頑張っているのに空回りしてしまう」「パートナーに伝わらない」と感じている方へ。
私の体験を通して、少しでも気持ちがラクになるきっかけになれば嬉しいです。
✅ この記事では、ADHDを持つ妻の私が経験した夫婦関係の危機と、それを乗り越えるためのヒントをお伝えします。
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「私ばかり我慢してる」と思っていた毎日

「また忘れたの?さっき言ったばかりじゃない」
「どうしてそんな簡単なことも覚えられないの?」
「なんでいつも同じことで怒られるの?」
夫からの言葉の一つひとつが、毎日少しずつ私の心を削っていきました。
家事の抜け漏れは日常茶飯事。
洗濯物を干しっぱなし、約束の時間に遅れる、大事な書類をどこに置いたか忘れる…。
「明日は絶対しっかりやろう」と決意しても、翌日には同じことの繰り返し。
夫の表情が少しずつ冷たくなっていくのを感じていました。
「なんでそんなこともできないの?」
その言葉が何度も胸に刺さりました。
自分が全部悪いのかもしれない。もっと頑張らなきゃ。そう思って、無理をし続けていました。
でも、心の奥では「私ばかりが我慢している」という思いも募っていきました。
夫には見えていない努力、理解してもらえない苦しさ。
伝えようとしても、うまく言葉にできない焦り。
「ADHDなんて言い訳にして…」と言われそうで、自分の状態を打ち明けられないままでした。
ADHDの女性によくある悩み
- 家事の抜け漏れが多い
- 約束の時間に遅れがち
- 物の置き場所を忘れる
- 気がつくと別のことに夢中になっている
- 「頑張っているのに」が伝わらない
限界は、ある日突然やってきた

その日は、いつもと変わらない平日でした。
私は仕事から帰り、夕食の準備をしていました。
必要な食材を買い忘れて焦っていたり、突然違うことをやっている私を見て夫は急に立ち上がり、こう言いました。
「もう無理かもしれない。離婚を考えている」
冷静を装いました。「そう」と短く返して、料理を続けました。
でも、心はガタガタと音を立てて崩れていきました。
その夜、夫が寝た後、バスルームで一人泣きました。
「私が全部悪かったんだ」「もっと普通の奥さんだったら」「ADHDじゃなかったら」
そんな思いが押し寄せて、涙が止まりませんでした。
スマホを開いて離婚について調べる自分がいました。
でも、画面の文字は涙でぼやけて読めませんでした。
こんな時、私が最初に手に取った本
『発達障害&グレーゾーン夫と楽しく暮らすコツ: 離婚する前に知ってほしい カサンドラ症候群になった30代主婦が教える 「自分らしく生きる」ための秘密の方法』
発達障害グレーゾーン妻の夫に指摘された・怒られた失敗エピソード36: ADHDとASDの境界線で悩む妻の赤裸々告白
ADHDを持つ女性の夫婦関係再構築の体験談が詳しく書かれています。
特に「パートナーとの対話の始め方」の章は、離婚危機にあった私の大きな支えになりました。
ご紹介した2冊の他、【Amazon Kindle Unlimited】に登録すると500万冊の電子書籍が読み放題!
気軽に本を読めるので、飽きっぽいADHDの性質がある私は一冊の本を最後まで読み終えるのは一苦労…
でも読み放題なら好きな時に好きな本が読めて、読書習慣がつきました!

それでも、少しずつ見えてきたもの

あれから数日、考え続けました。
そして、ある日ふと気づいたのです。
「私が悪いんじゃない」
ADHDは「性格の甘え」でも「努力不足」でもないんです。
脳の働き方の違い。それを理解してもらうには、まず自分が理解する必要がありました。
相手を責めるんじゃなく、自分の気持ちを”伝える”ことができていなかったんだと気づきました。
「これができないと、こんな気持ちになるんだよ」
「こうしてくれると、私は助かるんだよ」
そんな風に伝え方を変えるだけで、すれ違いは少しずつ減るかもしれない。
それが見えてきました。
ADHDの特性をさらに調べてみました。
そこで学んだのは、「完璧を目指さない」ということ。
できることから少しずつ。そして何より、自分を責めないこと。
「離婚しないため」じゃなく「自分を取り戻すために」

今は、夫との未来がどうなるか正直わからない状態です。
彼も自分なりに悩み、考えているようです。
でも、一つだけはっきりしたことがあります。
自分だけはもう見失いたくない、ということ。
「ちゃんと愛されていい」
「私だって幸せになっていい」
その一歩として、自分の思考と感情を整理し始めました。
日記をつけたり、感情の波を記録したり。
自分を客観的に見つめる練習です。
これは「離婚を回避するため」ではなく、「自分を取り戻すため」の行動です。
相手に理解されるには、まず自分を理解することから始まります。
自分を責めるのではなく、自分の特性と向き合い、どうすれば自分らしく生きていけるのか。
その答えを少しずつ探しています。
夫婦関係修復に役立つサービス
- ADHDに特化したオンラインカウンセリング
- 専門家に話すことで、自分の行動パターンが可視化できる
- 月2回・3ヶ月のプランがおすすめ
- 夫婦カウンセリング
- 第三者の存在で、お互いの言葉が初めて「聞ける」ようになる
- 若年期に見過ごされてきた発達障害の症状やコミュニケーション不和などでの相談事例も多く、適切な心理療法を学んだ臨床心理士・公認心理士が問題解決への手助けをしてくれる
まとめ:自分を大切にする道のり

ADHDと夫婦関係の問題は、本当に見えづらくて、伝わりにくくて、苦しいものです。
でも、自分の気持ちを知ること、伝えることから少しずつ変わっていくと信じています。
同じように悩む誰かの「わかるよ」のきっかけになれば嬉しいです。
そして、私自身もこの先どうなっても「自分を責めない私」でいたいと思います。
あなたは一人じゃありません。そして、あなたの努力は決して無駄じゃないんです😊

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