こんにちは、みかんです!
ADHDと診断されて半年、エキゾチックショートヘアのニコラと暮らしています。
「片付けられない…」
「猫のおもちゃがどこにあるかわからない…」
「部屋がぐちゃぐちゃで夫に怒られる…」
こんな悩み、ありませんか?
ADHDの特性として「物を整理するのが苦手」というのはよくあること。
私も長年「なんで部屋が片付けられないんだろう」と自分を責めてきました。
そこに猫が加わると…おもちゃ、キャットフード、トイレ用品など、さらに物が増えて大変!
でも、コツさえつかめば、ADHDでも猫との暮らしをスッキリ整えることができるんです。
今日は私が実際に試して「これは本当に役立った!」と思った収納アイテムを紹介します。
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なぜADHDは片付けが苦手なの?

みなさん、「片付けられない自分はダメだ…」と思っていませんか?
実はこれ、ADHDの特性の一つなんです。
科学的に説明すると、ADHDの人の脳は「実行機能」という計画を立てたり、物事の優先順位をつけたりする能力に違いがあります。
簡単に言うと:
- 「見えないと存在を忘れる」 – 引き出しの中に入れると、そこにあることを忘れてしまう
- 「分類が難しい」 – これはどのカテゴリーに入れればいいのか迷ってしまう
- 「途中で気が散る」 – 片付け始めても、途中で別のことに気が取られる
私も長年「怠けているだけ」と自分を責めていましたが、ADHDの診断を受けてから「これは特性なんだ」と理解できるようになりました。
自分を責めるのではなく、特性に合った方法を見つければいいんですね!
IKEAのKALLAXで猫グッズをスッキリ収納

ADHDの私にとって一番役立っている収納アイテムは、IKEAの「KALLAX」シリーズです。

片付けが苦手な私でも、KALLAXのおかげで猫グッズがきちんと収納できるようになりました。四角い区切りがあるから『これはここ!』とすぐわかるんです。夫にも『部屋がきれいになったね』と褒められて嬉しかったです
ADHDの特性との相性
ADHDの「分類が難しい」という特性に、このシンプルな区切りがぴったり合うんです。
「迷う」ということが少なくなるから、片付けるときのハードルが下がります。
また、「途中で気が散る」特性にも対応。
一つの区画を片付けたら小さな達成感が得られるので、モチベーションが続きやすいんです。
私の場合、こんな風に分けています:
- 左上の区画:ニコラのフードとおやつ
- 右上の区画:トイレ用品と掃除グッズ
- 中段:おもちゃと爪とぎ
- 下段:予備の猫砂と大きめのおもちゃ
KALLAXのおかげで、「あれ、キャットフードどこだっけ?」と探し回ることがなくなり、朝の忙しい時間も余裕ができました。
ニトリの「Nインボックス」で猫のおもちゃ管理


猫のおもちゃって、小さくてカラフルで、あっという間に部屋中に散らばりますよね。
私も以前は「床に猫のおもちゃが散らかっている→つまずく→夫に怒られる」という悪循環でした。
そんな悩みを解決してくれたのが、ニトリの「Nインボックス」です。



猫のおもちゃをこのボックスに入れる習慣をつけたら、床の散らかりが激減!透明だから中身が見えるので、ADHDの『見えないと忘れる』問題も解決しました。ニコラも自分のおもちゃ箱と認識してくれています。
実際の使い方
私は「遊んでいるおもちゃボックス」と「しまっておくおもちゃボックス」の2つに分けています。
これがADHDの私には合っていて、「どのボックスに入れるか」で迷うことがありません。
また、夜寝る前に「おもちゃ拾いタイム」という5分間のルーティンを作りました。
すべてのおもちゃをボックスに戻すだけの簡単な作業なので、ADHDの私でも続けられています。
無印良品のアクリルケースで猫の健康管理グッズを見える化


ADHDの私が特に苦手なのは「定期的なケア」の管理です。
例えば、ニコラのブラッシングや爪切り、お薬など。
「いつやったっけ?」とよく忘れてしまうんです。
そこで役立っているのが、無印良品のクリアケースを使った「見える化」システム。



ニコラのお手入れグッズを全部アクリルケースに入れて、カレンダーとチェックリストも一緒に置いています。『目に入る』ことでADHDの忘れっぽさをカバーできるようになりました。お手入れの頻度も増えてニコラの毛並みがツヤツヤに!
ADHDに効果的な使い方
アクリルケースの中には、こんなものを入れています:
- ブラシと櫛
- 爪切りとスプレー
- 耳掃除や目やにケアのコットン
- 処方薬(必要な場合)
- チェックリスト(いつ何をしたか記録)
このケースを目につく場所に置くことで、「あ、そういえばブラッシングしなきゃ」と思い出せるようになりました。
特にチェックリストは大切です。「最後にいつやったっけ?」という不安がなくなり、夫にも「ちゃんとケアしてるね」と認めてもらえるようになりました。
壁の空間を活用したキャットウォークで床をスッキリ


ADHDの私たちにとって、床に物が散らかっていると「視覚的な過剰刺激」になりやすいんです。
つまり、目に入る情報が多すぎて、頭の中がごちゃごちゃしてしまうんですね。
そこで大活躍しているのが、壁に取り付けるキャットウォーク。
床のスペースを使わず、猫の遊び場を提供できるアイテムです。



床に置くタイプのキャットタワーを壁付けタイプに変えただけで、部屋の印象がガラッと変わりました。床が片付くとなぜか頭の中も整理された感じがして、ADHDの私には本当に助かっています。ニコラも高い場所が大好きで、よく使ってくれます
選び方のポイント
キャットウォークにはいろいろな種類があります。私が選んだのは「MYZOO(マイズー)」というブランドのもの。
木製で温かみがあり、部屋のインテリアに自然と溶け込みます。
取り付けは夫に手伝ってもらいましたが、シンプルな構造なので難しくありませんでした。
ニコラは最初は警戒していましたが、今では毎日のように使っています。
特に窓の近くのステップがお気に入りで、そこから外を眺めるのが日課になっているようです。
ADHDと猫との暮らしを整える3つのコツ
私がニコラと暮らす中で気づいた、ADHDでも部屋を片付けられるコツを3つ紹介します。
1. 「見える収納」を活用する
ADHDの私たちは「見えないと忘れる」特性があります。
だから、大切なものは見える場所に置きましょう。
例えば:
- 透明なケースや箱を使う
- よく使うものは引き出しの中ではなく、オープンな棚に
- 「ここに何が入っているか」というラベルを貼る
これだけで、「どこに何があるか分からない」というストレスが減ります。
2. 「決断の少ない」収納システムを作る
ADHDの私たちは「これはどこに片付けようか」という決断を何度もすると、疲れてしまいます。
これを「決断疲れ」と言います。
対策としては:
- 「これはここ!」と迷わない定位置を決める
- 分類をシンプルにする(多くても3〜5種類)
- 「とりあえずボックス」を作って、細かい分類は後回し
私はニコラのものを「食事関連」「トイレ関連」「遊び関連」「グルーミング関連」の4つだけに分けています。
シンプルだから続けられるんです。
3. 「5分だけ」のルーティンを作る
ADHDの私たちは「長時間の片付け」が苦手です。
集中力が続かなかったり、途中で別のことに気を取られたりしがち。
そこで効果的なのが「5分だけ」ルール:
- 朝と夜、5分だけ決まった場所を片付ける
- タイマーをセットして、時間内だけ頑張る
- 「完璧にきれいに」ではなく「少しでもマシに」を目指す
私は「夜寝る前の5分間、猫のおもちゃを拾う」というルーティンを1年以上続けています。
短い時間だから続けられるんですよね。
まとめ:ADHDでも猫との暮らしは整えられる!
ADHDの特性があっても、工夫次第で猫との暮らしを心地よく整えることができます。
大切なのは「完璧を目指さない」こと。
私も今でも時々散らかることはありますが、以前と比べれば格段に暮らしやすくなりました。
夫との関係も改善し、ニコラももっとリラックスできる環境になったと思います。
特に役立ったのは、今回紹介した4つのアイテム:
- IKEAのKALLAX
- ニトリのNインボックス
- 無印良品のクリアケース
- 壁付けキャットウォーク
これらはどれも、ADHDの特性を補ってくれる優れものです。
一度に全部を揃える必要はありません。できることから少しずつ始めてみてください。
ADHDの私たちは「片付けが苦手」かもしれませんが、「猫を愛する気持ち」は誰にも負けません。
その気持ちを原動力に、少しずつでも心地よい空間を作っていきましょう!
みなさんは、猫グッズの収納で工夫していることはありますか? ぜひコメント欄でお聞かせください。ADHDあるあるな「片付けられない」悩みの解決策も大歓迎です!


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